フィリピン生活が終わります
初の海外が移住になった海外ド素人。
英語無能。タガログ語無能。現地友達皆無。そんな私でも伝えられることができたら。というのがこのブログです。
私がフィリピンに移住してきて早いもので2年半がたちます。
目新しかった事が今では当たり前になり「オモロっ!」という感覚が鈍ってきている気がします。
レストランのような公共な場所にもかかわらず大音量で動画見る人や、ところ構わず容赦なく鳴る通知音。
店員はしゃべりながら・歌いながら・携帯見ながらの接客だし、暇さえあれば踊っているし。
フィリピンのそんなこんなの日常を、「時間」と「慣れ」のおかげで、イライラしない穏やかな性格の持ち主になりました。
ある意味、他人の幸せと自分の幸せは別物で、人は人。自分は自分。という線引がうまくできるようになったような気がします。
この国の人たちは、貧富の格差がある国だからこその「気の持ちよう」のコントロールができるのかな?と思うようになってきました。
他人に気軽に手を貸すし、金も貸す。
「みんなで今日を生きている。」といった日本では感じられない、人と人との距離感がここには存在している気がします。
そんな国民性を持つフィリピンともそろそろお別れの時が迫ってきています。
フィリピン住まいの期限が確定
タイトルにありますが、2年半過ごしたフィリピン、マニラからいよいよ出て行くことが決まりました。
夫の仕事柄、任期がありその異動辞令の日がきたのです。
2024年11月9日
この日でフィリピン生活が終わります。
次の異動国は後々書くとして…
ついにもうフィリピンが終わりかぁと考えると、急にさみしい気持ちになります。
住み慣れた街や、ここで出会った友達に会えなくなるのかと思うと切ない気持ちです。
とはいえ・・・
2ヶ月に1度のペースで日本に帰り、3ヶ月に1度のペースで旅行に出ている生活でしたので、実質フィリピンに居たのはトータルで考えると期間の半分程くらいだったかもしれません。
まぁ、それぐらいの頻度で帰るという事は、おそらくフィリピンの暮らしはあまり得意ではなかったのでしょう。笑
私はやっぱり和食が好き。
うまいラーメンが好きだし、ココイチも吉野家もほっともっとのチキン南蛮も気軽に食べたい。
質の良いコンビニおにぎりとチキンを朝ご飯に食べたいし、手軽な値段で角ハイボールも飲みたい。
あ、飲み食いの話ばっかりだ。
というわけで、一周回って私はやっぱり日本好きという確認ができたので、異動の決定は正直うれしいです。(正直すぎるだろ)
11月には一旦は日本に帰り、ひと休みします。
フィリピンの離島
フィリピンに居る期間で、せっかくなのでフィリピンの国内旅行にも結構出かけました。
フィリピンといえば、7000島以上の島があり、地域によっては言語もバラバラ。
私の住むマニラで喋られている言葉はフィリピンの公用語でタガログ語なんですが、その言葉も一部の地域でしか使われていないという事を知り驚きました。
単純に、国会とかテレビとかどうしているんだろう…って思いますよね。
しかもフィリピン国内の各地地域で170種類の言語が存在するそうです。
もはや、小さな国の集合体といった感じですね。
各地域へ行くと、独特の文化が流れており食生活の風土もバラバラです。
基本的に甘党のフィリピン国民ですが、初めて行ったルソン島のレガスピ地方は辛い料理の文化だったりします。
辛いもの好きの私は、そこの料理が一番ハマりました。
レガスピ・マヨン山
そのレガスピ地方にはマヨン山という山があり、通称「ルソン富士」と呼ばれるほど富士山の形に似たきれいな円すい形の山です。
実はマヨン山は未だに元気な活火山で、毎日山頂の火口から噴煙が出ていています。
「小学生が描く山代表」みたいなフォルムでたたずんでおり、近くで見ると圧巻です。
天気が良ければ壮大な山が一望できますが、この日は残念ながら雲がかかってしまいました。
ここのふもとでは、ハイキングや40分かけて山に近づくバギー体験ができたり、日本ではできないようなエキサイティングなアトラクションが堪能できます。
ちなみに手前にある岩たちは、数年前に噴火した噴石だそうで、この辺り一帯は溶岩でいっぱいだったそうです。まじかよ。
あまりフィリピン観光では知られていないのですが、私なりにはかなりおすすめですので、チャンスがあればぜひマヨン山をご覧になってみてください。
フィリピンの祭りに参加してきた
マスカラフェスティバル
フィリピンにいる間に祭りにも参加してきました。
場所はフィリピンのバコロド島。
お面をつけた若者たちが、盛大にパレードをする祭り。
たくさんの団体が、カラフルな衣装とダンスで祭りを盛り上げ、踊り狂います。
ダンスをする団体が留まることなくパレードしています。
雰囲気はリオのカーニバルみたいな感じです。(行ったことないけどw)
東南アジアらしい規格外の大爆音で街中が地鳴りする中、迫力ある踊りをしながら進んでいきます。
パレードの道には露店が立ち並ぶというのは少なく、祭りらしい飲食などはフードフェスというエリアがまた違う道で開催されています。
行った人が伝えるリアル情報。
写真で伝わっていますでしょうか?カーニバルの両サイドの沿道は本当にありえない程の人混みです。
祭りの規模と歩道の規模がまったく合っていません。
進路整備の警備員も少ないので、人の流れの事故が起きないか心配な場所もあります。
お越しの際はお気をつけください。
ディナギャンフェスティバル
フィリピンの南部に有るパナイ島・イロイロシティにある祭りに参加してきました。
時期は1月中旬頃。
この祭りは、夫の公務も兼ねていたため特等席で祭りのコンテストが見れました。
持ち時間、おおよそ10分?(15分ぐらいあったかも)
1グループに100人は居るであろうチームが、ダンスと何かしらの主張を兼ね揃え演舞します。
山間部出身のチームは、野菜や穀物に扮して踊り穀物に感謝の舞をしたり、海に近い土地のチームはカニや魚をモチーフにした衣装など。すごく独特でした。
ルールはよく分かりませんが、出身地対抗のコンテストだったのかしら?
もうちょっと勉強してから行けばよかったな。
また、ダンスの終盤には、共通してキリスト教のオブジェや神様が出てきて崇拝する踊りがあり、キリスト教徒のならではの表現も多かったです。
観覧者も出場者も多く、とにかく人に溢れています。
衣装や小道具の準備にどれぐらい時間かかったんだろうと思います。
とにかく派手で見てて楽しいかったです。
残り少ないフィリピン生活ですが、慌てるようにフィリピンのエピソード記事を投稿していきたいと思います。
時間あるからいつか書こうと思っていたら、あっという間にフィリピン生活が終わるわ。
グーグル・アドセンスの審査も通らなかったし
結果的にブログの更新ぜんぜんできていなかったなぁ〜笑
今の私が、人生で一番若い。 後悔する前に、今のうちに。 恥ずかしいことも、楽しいことも、やったもん勝ち。 海外生活ド素人の珍道人生をこれからもぜひ応援してください。